こんにちは、Neoです。
子どもが縁石の上を歩こうとしたり、ちょっとした塀の上を真剣な顔でバランスを取りながら進む姿を見たことはありませんか?
これは、モンテッソーリ教育で「運動の敏感期」と呼ばれる時期に見られる自然な行動です。
自分の身体を思い通りに動かしたい、もっと上手に歩きたいという気持ちが、子どもを突き動かしているのです。
そんな時期にぴったりなのが、「線上歩行」と「バランスストーン」。
どちらも家庭で簡単に取り入れられる上、運動機能だけでなく、集中力や空間認識力も育ててくれる遊びです。
今回はわが家の実践も交えながら、これらの活動をご紹介します。
「線上歩行」でバランス感覚と集中力を育てる


線上歩行は、床に引いた一本の線の上を、落ちないようにバランスを取りながら歩くシンプルなあそびです。
最初は養生テープやマスキングテープを使って、床にまっすぐな線を引くだけでOKです。
子どもにとっては、この「線の上を歩くだけ」がとても楽しく、真剣に取り組む姿が見られます。
バランスを取りながら慎重に線上を集中して歩いていました。
慣れてきたら、次のような応用もおすすめです!
・手のひらにお手玉を乗せて歩く
・スプーンの上にボールを乗せて歩く
・少しジグザグに線を引いてみる
バランスストーンで「創造」と「挑戦」のあそび


線上歩行に慣れてきたら、次のステップとして「バランスストーン」を取り入れてみましょう。
わが家ではカラフルなストーン状の遊具を使っていて、子どもが大好きなあそびのひとつです。
さまざまな大きさや違う高さのストーンがあります。
遊び方はとても自由


息子は自由にストーンを自分で配置して楽しんでいます。
一番高いストーンをゴールにしたり、すべてのストーンを円状に置いたりして考えながら遊んでいました。
また、何度落ちても「もう一回!」と夢中になってチャレンジしていました。
線上歩行&バランスストーンで育つ力


これらの活動は、単なる遊びに見えて、実はたくさんの「育ち」を支えています。
身体のコントロール力
意識して歩くことで、自分の動きを調整する力が育ちます。
バランス感覚
転ばずに進むために、体幹がしっかり働きます。
空間把握能力
自分の位置や距離感を把握しながら歩くことで、空間認識力が高まります。
想像力・創造力
バランスストーンをどう配置するか考えることで、遊びの世界が広がります。
また、これらの活動は室内でできるので、雨の日や暑い日にも最適で安全に取り組むことができます。
他にも、子どもが自分のペースで取り組み、「できた!」を積み重ねることができます!
まとめ


運動の敏感期にある3歳ごろの子どもたちは、「動きたい!」「上手になりたい!」という気持ちにあふれています。
線上歩行やバランスストーンは、そんな「動きたい!」「上手になりたい!」という気持ちを大切にしながら、身体のコントロールやバランス感覚、そして想像力やチャレンジする力まで育ててくれる活動です。
準備はシンプルで暑い日や雨の日でも遊ぶことができるのでおうち遊びにも取り入れやすいのが魅力です。
子どもが夢中になって取り組む姿を、ぜひ身近で見守って成長のサポートしてあげてくださいね。

少しでも参考になると嬉しいです。
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