こんにちは、Neoです!
モンテッソーリ教育では、子どもの「感覚」や「論理的思考」を育てるために、幾何学図形がよく取り入れられます。
丸や三角、四角といった形を通して、子どもは身近なものを整理し、理解を深めていきます。
図形遊びは単なる知育ではありません。手を使いながら「形を感じる」「比べる」「組み合わせる」ことで、感覚から論理的思考へとつながっていく大切な活動です。
今回は、わが家で実際に取り入れてきた図形遊びを年齢別に紹介しながら、その効果やおすすめのおもちゃについてお伝えします。
わが家で取り入れた図形遊び
図形を「見る」「触れる」「比べる」「組み合わせる」といった体験は、子どもの中で自然と整理され、後の論理的思考へと発展していきます。
ここでは、実際にわが家で取り入れてきた図形遊びをご紹介します。
ぽっとん落とし(0〜1歳)


乳児期におすすめなのが「ぽっとん落とし」です。
丸・三角・四角といった形を手で持ち、穴に合わせてはめる体験は「手と目の協応」を育てます。
形がぴったりとはまったときの達成感は集中力を伸ばすきっかけにもなります。
まだ穴に入れられない月齢の赤ちゃんでも、形を触ったり重ねたりすることで図形に親しむことができます。
Mポストボックス(ミッキィ社)
100均で手作り図形パズル(2歳〜)


形を識別し、比べる力が育ってきたら、「図形パズル」がおすすめです。
わが家では100均の材料で作れる図形パズルを使用しました。
自分で図形を組み合わせながら、木やロケットなどを作って遊ぶことで、想像力や思考力を働かせます。
材料費も安く、作り方も簡単なので、ぜひ試してみてください。
タングラムパズル(3歳〜)


3歳以降は「タングラムパズル」が活躍します。
わが家で使っているタングラムは、型に合わせて図形を組み合わせ、形を完成させていくものです。
難しそうに見えますが、難易度別に型が用意されていたり、使用するピースがわかるように表示されているので、無理なく挑戦できます。
最初は大人が遊び方を見せてあげると、子どもが自然にマネして自分の力で完成させるようになります。
使用したタングラムパズル
図形遊びで育つ力
図形遊びを通じて育まれる力は幅広くあります。
・手と目の協応(形をはめる・組み合わせる力)
・空間認識力(形の向き・大きさ・配置を考える力)
・感覚教育(「丸い」「角がある」といった感覚を言葉と結びつける力)
・論理的思考(パーツを整理し、順序立てて組み合わせる力)
・想像力(自由に形を創造する楽しさ)
図形は、子どもにとって世界を理解するための大切な入り口です。
遊びながら自然と「学びの基礎」を育んでいけます。
まとめ
図形遊びは、年齢に合わせて型入れのようなシンプルな活動から、少し難易度が高いタングラムパズルまで段階的に取り入れることができます。
モンテッソーリ教育で大切にされている「感覚を育てること」と「論理的思考の基礎作り」を、図形遊びでは遊びの中で自然に経験できます。
身近な形に触れ、比べ、組み合わせる体験を通して、楽しみながら学びの基礎を育んでいきましょう。

少しでも参考になると嬉しいです。
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