【モンテッソーリ教育3歳〜】子どもの「感覚」を育てる秘密袋

秘密袋

こんにちは、Neoです。

モンテッソーリ教育において、3歳前後から今まで吸収した情報を五感を使って分類・整理し始めるとされています。

これは「感覚の敏感期」でこの時期の子どもは、五感を通じて感覚を磨き、理解を深めていきます。

その大切な時期におすすめしたい活動のひとつが「秘密袋」です。

袋の中に入れた物を手探りで確かめるだけのシンプルな遊びですが、子どもの想像力やコミュニケーション力を引き出し、感覚を育ててくれる遊びです。

今回は、秘密袋の準備と遊び方のステップ、取り入れる際のポイントを紹介します。

目次

秘密袋とは?

秘密袋で遊ぶ
秘密袋で遊んでいる様子
秘密袋で遊ぶ
秘密袋で遊んでいる様子

「秘密袋」とは、布製の袋の中に身近な物などを入れ、目で見ずに手だけの感覚で確かめるモンテッソーリ教育の活動です。

子どもは手を袋に入れて袋の中を見ずに触りながら、形や質感から「何が入っているのか」を想像し、当てていきます。

この活動の目的は一番情報量が多い「視覚」を遮断することで視覚以外の感覚を洗練させることです。

準備するもの

秘密袋を始めるのに必要なのは、以下のようなシンプルな道具です。

【袋の中に入れる物】

  • 積み木や動物フィギュア
  • 日用品(スプーン、鍵、洗濯ばさみ)
秘密袋
秘密袋中身

わが家では最初、積み木を使って遊びました。

慣れてきたら形の似ている物を入れたり、数を増やしたりすると発展性が広がります。

遊び方

①最初に袋の中身が対になるように準備します。

秘密袋遊び方1
秘密袋遊び方1

②まず、子どもが自分の袋から1つ取り出し、袋の外に置きます。

秘密袋遊び方2
秘密袋遊び方2

③次に、親が子どもの取り出したものと同じものを、自分の袋から探して出します。

秘密袋遊び方3
秘密袋遊び方3

④今度は逆に、親が袋から1つ取り出して袋の外に置きます。

秘密袋遊び方4
秘密袋遊び方4

⑤それを見て、子どもが同じものを自分の袋から探し出します。

秘密袋遊び方5
秘密袋遊び方5

この流れを親子で交互に繰り返していきます。
大切なポイントは、袋の中をのぞかず、手の感触だけをたよりに同じものを見つけることです。

秘密袋から広がる学び

子ども
子ども

秘密袋は単なる遊びではなく、さまざまな発展的な学びへとつながります。

想像力が育つ

目に頼らず「これは何かな?」と考えることで、頭の中で形や特徴を想像する力が養われます。

コミュニケーション力が育つ

「当てる人」と「出題する人」の役割を交代しながら遊ぶことで、やりとりや会話が自然に生まれます。

表現力が育つ

「硬い」「丸い」「ざらざら」など、感覚を言葉にすることで語彙が広がり、表現する力や思考力の成長につながります。

まとめ

3歳前後の子どもは「感覚の敏感期」にあり、五感を通して世界を整理しながら理解を深めていきます。

「秘密袋」は、その大切な時期にぴったりの活動です。

袋の中のものを手探りで確かめるだけのシンプルな遊びですが、感覚を磨くだけでなく、想像力やコミュニケーション力、表現力まで育ててくれます。

身近な道具で気軽に始められるので、ぜひ日常に取り入れて、親子で感覚を磨く時間を楽しんでみてくださいね。

Neo

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