モンテッソーリ教育とは？特徴、考え方を解説！

こんにちは、Neoです。

僕自身もわが子に実践しているモンテッソーリ教育について紹介したと思います。

子どもを育てるってどうしたらいいのかな？と不安になりますよね。
モンテッソーリ教育がその不安を少しでも解消してくれます。

子育ての考え方の一つとして参考にしてみてください！

こんな方におすすめ
・モンテッソーリって聞いたことあるけど何？って方
・教育方針に悩んでる方
・子どもの才能を伸ばしたい方

モンテッソーリ教育の考案者

モンテッソーリ教育は、イタリアの医師であるマリア・モンテッソーリにより考案された教育法です。
マリア・モンテッソーリは、女性医師で医学、生物学、心理学といった幅広い学問をもとにこの教育法を築き上げました。

ちなみにモンテッソーリ教育を受けた有名人として藤井聡太さんがいます。

特徴①:子どもは何でもできる、環境を整えるだけ

モンテッソーリ教育法が提唱された当時の子どもに対する価値観は「子どもは何もできない。だから、大人の言うことを聞いていればいい。」という考え方でした。

モンテッソーリ教育は「子どもは何でもできる。できないことがあるとすれば、その子どもに見合った環境になってなく、どうすればいいのかわからないだけ」という考え方なのです。

イタリアにはマリア・モンテッソーリが設立した世界で最初の「子どもの家」があります。
そこでは机、イス、棚などすべてが子どもサイズに作られています。その環境では子どもたちは自ら行動し、活動するのです。

わが家では1歳半頃に子どもサイズの机とイスを導入してみました。

半信半疑で座らせておもちゃで遊ばせてみました。最初は一緒におもちゃを持っていって遊ばせていましたが、ある時、自らおもちゃを机まで持っていき、座って遊んでいたのです。

子どもは環境を整えるだけで自分で行動するということを身を持って感じました。

特徴②:年齢に合わせた教育の考え方

モンテッソーリ教育では「子どもの発達の四段階」という考えがあり、0〜24歳までを6年毎に大きく4つに区別してます。

時期	年齢	内　容
(第1段階) 幼児期	0～6歳	何でも吸収する時期。歩くことや手を使うこと、言葉を獲得し、生きていくための基本的な動作と能力を身につけていきます。
(第2段階)児童期	6～12歳(小学校)	安定した時期。膨大な記憶が可能になる時期。
(第3段階)思春期	12～18歳(中学校)	心身ともに大きく変化する時期。
(第4段階)青年期	18～24歳(大学)	成長は安定している時期で社会への貢献について考える。

こちらの表の通り、子どもの発達には段階があります。

「早期教育」という言葉がありますが、モンテッソーリ教育では早ければ良いというものではなく、その時、その時の子どもの成長に合わせた教育を行っていくことが大事というスタンスです。

わが子の成長段階を知り、その段階に合わせた環境を整えていくことが重要という考え方なのです。

特徴③:医師が考案した理論的な教育法

モンテッソーリ教育は医師が考案しただけあって理論的で人の発達原理に則った教育法です。

マリア・モンテッソーリは親指、人差し指、中指を「3本の突出した脳」と称しており、この3本の指は脳と密接な関係にあると言っています。

子どもの脳は神経細胞が発達して細胞間のネットワークが密になっていき成長していきます。
親指、人差し指、中指、この3本を使っているときにこの脳細胞が活発になり、脳の成長を促していたのです。

よく幼児期にティッシュを何枚も出したり、小さな隙間にものを入れたり、一見、イタズラに見えるような行動は実は脳の成長過程だったのです。

モンテッソーリ教育ではこの子どもの発達過程に着目し、3本指を使ったおもちゃを用いた教育を取り入れています。
このようにモンテッソーリ教育は医師の視点から理論的に教育法が確立されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

僕自身、こういった考え方を知ることで客観的に育児を考えることができ、今まで息子に対して何度も感情的になってしまっていましたが、少し落ち着い接することができるようになりました。

また、医師が考案した教育法だけあって理論的で、子どもの成長を俯瞰しながら子育てに向き合えています。

モンテッソーリ教育の考え方を知ることで少しでも育児がラクになると思います！
参考にしてもらえると嬉しいです。

おすすめ書籍

わが家で愛読している「0～3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」という本があります。
0～3歳までの期間の子どもについて年齢別にその時期の特徴や育児方法などが詳しく書かれています。
もっと、モンテッソーリ教育の具体的な実践方法を知りたい方は参考にしてみてください。