こんにちは、Neoです。
今回は「3~6歳までの実践版 モンテッソーリ教育で自信とやる気を伸ばす!」を紹介したいと思います。
「0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」の続編となっており、モンテッソーリ教育の実践本です。
モンテッソーリ関連本を10冊以上読んだぼくも何度も読み返している一冊です。
0〜3歳では立つ、歩く、つかむ、ひねるなどの基本動作を身に着けていく時期ですが、本書では、それらの動きを組み合わせて使いこなせるようになる3〜6歳に絞った実践方法になっています。
書く、読むの敏感期でもあるこの時期、学びの基礎を養っていくける内容もあるので、ぜひ、就学前に参考にして頂きたいです!
こんな方におすすめ
・モンテッソーリ教育の具体的な実践方法を知りたい方
・おうちでモンテッソーリ教育を取り入れたい方
・未就学前に学びの基礎を身に付けさせてあげたい方
特徴
- 「0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」の続編
- 「子どもの力を伸ばす30の方法」として30項目に分けて解説されている。
内容の紹介
本書では、30項目に分けてモンテッソーリ教育の考え方、実践方法を説明されています。
その内容を簡単に紹介をしたいと思います。
1〜2:「発達の四段階」、「敏感期」について
モンテッソーリのキーワードである「発達の四段階」や「敏感期」に触れながら「モンテッソーリ教育とは」について説明がされています。
3〜6:運動の敏感期について
この時期は日常生活の身のまわりのことができるようになる時期で、具体的にどのようなことができるか「運動の調整」「自分自身への配慮」「環境への配慮」に分けて解説されています。
7~8:感覚の敏感期について
モンテッソーリ教育は「感覚教育」とも言われており、五感を活用して知性(学びの基礎)を身につけていきます。
この五感をどう磨くか、実践方法について解説されています。
9~12:書く、読むなどの言語の敏感期について
言語の敏感期の流れを図解で解説されています。
この時期の「書く」「読む」を習得するための考え方や実践方法を知れる内容となっています。
13:数の敏感期について
日常生活で数を体感しながら数について学んでいく具体的な方法、考え方が解説されています。
実体験を大切にした、一般的な机の上での学習とは違う内容となっています。
15~16:子どもの探求心について
特定のジャンルを深堀りしていく時期で「なんで?」を連発するようになります。
そんな時期に効果的な環境づくりについて解説されています。
また、「知性の芽生えの時期」で自然との関わりを取り入れた探求心を養う実践方法が書かれています。
17:家具・インテリア・おもちゃ、子どもの環境づくりについて
3~6歳の時期に最適な環境づくりについて解説されています。
また、具体的なおもちゃの種類を挙げ、子どもとの関わり方について紹介されています。
18~19:文化・礼儀の敏感期について
おうちと外に分けて文化・礼儀の身につけ方について具体的に解説されています。
ネット、AIが発達する中、自分で考え、判断する能力がより重要になっています。
そんな中、今後、子どもの考え方の土台となる「倫理観・道徳観」についても書かれています。
20~30:その他
・ほめ方、しかり方
・子育ての禁句について
・男の子、女の子に対しての考え方
・「テレビ・ゲーム・スマホ・SNS」との付き合い方について
・小学校への準備について
・「自己肯定感」と「社会に対する肯定感」の育て方について
・6歳以降「児童期・思春期・青年期」について
・大人も成長し続ける「人間の傾向性」について
・教育プランの考え方について
・「モンテッソーリ教師の心得12条」
・国籍を超えた「地球人」という概念のもと、「真のグローバル化と世界平和」という考えについて
まとめ
0〜3歳で身につけた基本的な動作(立つ、歩く、つかむ、つまむ など)を実践的に日常生活に取り入れられるようになる3〜6歳。
その日常生活への取り入れ方やさらに感覚(五感)を養っていく実践方法がわかる一冊となっています。
また、「書く・読む」の言語の敏感期、数の敏感期、文化・礼儀の敏感期にもあたるこの時期。
これらの敏感期を理解して就学前から身に着けることができると今後の日常生活、さらにどんな時代でも生き抜く力を養っていけるなと感じました。
ぜひ、参考にしてみてください!
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